皆さん、こんにちは。今日は200名城の中でも、近くの温泉と一緒に周るのがおススメのお城ベスト5をご紹介したいと思います。日本って国中どこにでも温泉があるのでいいですよね。お城巡りで歩き疲れた時は温泉が一番です、では早速行ってみましょう～！
5位 湯の川温泉・谷地頭温泉 X 志苔館・五稜郭 (続100名城/100名城、北海道)
湯の川温泉：函館空港からバスで8分
志苔館：函館空港から徒歩25分
五稜郭：函館空港からバスで34分
湯の川温泉は日本で一番空港に近い温泉です。そして志苔館も200名城の中で最も空港に近いお城なんです。更に五稜郭も湯の川温泉街から近いので、函館空港でレンタカーを借りて全部一緒に周ってしまうのがおススメですが、志苔館は空港からでも歩いて行けるし、湯の川温泉、五稜郭は空港からバスで行けるのでレンタカーじゃなくても周れます。湯の川温泉街にはいくつか日帰り温泉施設がありますが、僕は「湯の浜ホテル」に行きました。ここの屋上露天風呂から眼下に広がる海や遠くに見える函館山が綺麗です。ちょっと離れますが、函館山の麓にある地元の人が通う「谷地頭温泉」もおススメです。僕は函館滞在中2回もここに行きました。肝心のお城ですが、志苔館は室町時代に北海道に進出した蝦夷代官、安東氏が道南各地に建てた館の一つで、(今の教科書には載っている)コシャマインの戦い(1457年)などアイヌ人と和人の戦いの舞台となったところです。高台にあるので眺めが良く、函館の街や函館山が綺麗に見えますよ。
湯の浜ホテル (湯の川温泉) https://www.yunohama-hotel.com/
谷地頭温泉 https://www.hakobura.jp/walk/post-203.html
4位 花山温泉 X 和歌山城 (100名城、和歌山県)
和歌山城：JR和歌山駅バス10分
花山温泉：和歌山電鉄日前宮駅徒歩15分
JR和歌山駅で、わかやま電鉄貴志川線の各駅案内写真をたまたま見つけてびっくりしました。「なんだこの温泉の色は !?」下の写真を見てもらえば分かるのですが、鉄が赤く錆びたような色をした泉質で、ホームページでも “関西最強の高濃度炭酸泉”と謳っています。和歌山城を見た後に、時間の余裕があれば是非行ってみて下さい。JR和歌山駅からタクシーで10分で行けます。でも僕は、紀伊の国一宮神社にも寄ったので、わかやま電鉄貴志川線日前宮(日前宮)駅から歩いて行きました。湯舟も湯の華が分厚くこびりついていて化石のようになっていました。地元の人たちの温泉と言った感じで良かったです。
花山温泉 薬師の湯 http://www.hanayamaonsen.com/
3位 諏訪温泉片倉館 X 高島城 (続100名城、長野県)
高島城：JR上諏訪駅から徒歩10分
片倉館：高島城から徒歩16分
高島城を見終わった後は、お城から歩いて行ける距離にある片倉館に是非行ってみて下さい。そしてこの温泉、なんと洋館の温泉なんです。下の写真にあるように、プールのような浴槽に玉丸石が敷き詰めてありローマ人お気に入りの温泉って、こんな感じだったのかなと思いました。実際映画 “テルマエロマエ”の撮影もここであったそうです。ではなんで洋館の温泉がここ諏訪湖のほとりにあるのか？なんですが、説明書きによると、明治時代製糸業で財を成した片倉兼太郎氏が昭和3年に地域に人々のために建設した娯楽施設がこの建物なんだそうです。”西の道後温泉、東の片倉館”と呼ばれるほど個性的な温泉建築です。
片倉館 http://www.katakurakan.or.jp/index.php
元は諏訪湖のほとりあった高島城
2位 別府竹瓦温泉 X 大分府内城 (100名城、大分県)
大分府内城：JR大分駅徒歩15分
竹瓦温泉：JR別府駅から徒歩8分
せっかく大分まで来たんだから府内城だけでなく、ぜひ足を延ばして別府温泉にも寄って行きましょう。府内城は大分駅から歩いて行けますし、別府駅も大分駅からたったの3駅ですので便利ですよ。ご紹介するのは僕が別府駅の観光案内所で教えてもらった、駅から徒歩8分と近い「竹瓦温泉」です。まず建物がとても情緒があります。中に入ると脱衣場と浴場がつながっていて、2階で服を脱ぎ階段を下りて浴場に入る本場のスタイルに気分も上がります。更にここには”砂蒸し温泉”まであるんです。おまけに温泉の前には「竹瓦小路」と呼ばれる現存する日本最古のアーケード街まであり、ちょっと寂しい感じもしますが、この辺りだけ時が止まったかのような雰囲気で良いです。
竹瓦温泉 https://takegawaragroup.jp/index-take.html
そして栄えある第1位は、多くの人がこのお城と温泉を一緒に周っていると思います・・・
1位 道後温泉 X 湯築城・松山城 (ともに100名城、愛媛県)
湯築城：市内電車「道後公園」下車1分
道後温泉：湯築城から徒歩6分
松山城：市内電車「大街道」下車ロープウェイ
200名城の中でもこんなに温泉に近いのは湯築城だけじゃないでしょうか！？名前に「湯」と付くくらいですし。夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場する道後温泉は、もはや説明不要の有名温泉なので説明は割愛します。一つだけ疑問なのは男湯には “坊ちゃん泳ぐべからず”と小説にちなんだ注意書きが貼ってあるのですが、女湯にもこの注意書きはあるのでしょうか？道後温泉の周りをぶらぶら歩いているうちに着いてしまう湯築城ですが、元々は伊予の国守護、河野氏の館が戦国期に城郭化されたものなので、他のお城に見られるようないかめしい感じはなく、福井朝倉氏の一乗谷館のように遺構もどこか優雅な感じがします。武家屋敷に残る崖の巨石を背景にした池の庭園が見事でした。もちろん、ちょっと先にある松山城も同時に周れます。
道後温泉 https://dogo.jp/
さて今回の200名城と一緒に周る温泉ベスト5いかがでしょうか？今回も僕が勝手に選んだのと、6年間の記憶を思い出しながら書いているため忘れている温泉もあると思います。また入れるか迷った温泉もあります。皆さんの意見もお聞きしたいので、コメントお待ちしております
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日本100名城/続日本100名城達成の旅 
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